歌舞伎役者/二代目中村吉右衛門
1944年5月22日生まれ。八代目松本幸四郎(初代白鸚)の次男。
祖父の初代吉右衛門の養子となる。1948年6月東京劇場『俎板長兵衛』の長松ほかで中村萬之助を名のり初舞台。1966年10月帝国劇場『金閣寺』の此下東吉ほかで二代目中村吉右衛門を襲名。1984年度日本芸術院賞。2002年度芸術祭賞演劇部門大賞。同年に本芸術院会員。2006年度第48回毎日芸術賞、第6回朝日舞台芸術賞など多数。著書『半ズボンをはいた播磨屋』、『播磨屋画がたり』。松貫四(まつかんし)の名で『閻魔と政頼(えんまとせいらい)』、『再桜遇清水(さいかいざくらみそめのきよみず)』、『巴御前』などを手がける。